交通の便を考えた土地選び

出来れば駅から徒歩5分圏内を

通勤や通学に電車を利用しているのであれば、駅から徒歩5分くらいの土地を選ぶのが理想的です。5分であれば駅から自転車やバス便を使う必要がないからです。駅から徒歩5分から10分くらいであれば歩ける距離ですが、15分を超えたあたりから長く感じるようになります。通勤や通学などで疲れた際に15分も歩くのはかなり大変です。ですから、駅から15分を超える場合には、駅前の自転車置き場の有無を確認しておく必要性があります。もしくは駅からバス便を利用するのであれば、バスの発着時間をチェックする必要もあります。1か月のバス代や駐輪場代も高くつきますので、出来ればバスや自転車を利用しないで済むような、駅近の土地を抑えることが理想的です。

ターミナル駅が難しい場合の対処法

ターミナル駅の駅近くの土地は、購入するのにかなりの費用が掛かります。特に新宿駅や渋谷駅などの首都圏では、まず土地が売り出されることも稀です。仮に売り出されたとしても、業者に買われてしまいます。そのような土地は最初から購入の候補から外しておいた方がよいでしょう。それよりも、ターミナル駅から一駅か二駅離れた駅近くの土地を狙います。ターミナル駅では高くて購入できないような場合でも、一駅や二駅離れただけで地価が安くなり、購入しやすくなる場合があるからです。このような駅は、ターミナル駅のように快速や特急は止まらない駅だとしても、ターミナル駅に近いので乗り換えには便利です。土地を探すのであれば、ぜひこのような立地を狙って探してみましょう。

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