家に影響が出ることもある!地盤もチェック

地盤が弱いと、将来家を取り壊さなければならないかも

土地探しでは広さや日当たりなど目に見えるものを重要視しがちですが、その土地の地盤についてもしっかり確認しなければなりません。もし軟弱地盤に家を建ててしまったら、最悪の場合折角建てた家に住めなくなり取り壊すことになる可能性もあるのです。軟弱地盤とは、泥や水を大量に含んだ柔らかい粘土、あるいは柔らかい砂でできている地盤のことです。柔らかい地盤は、当然家を支えるのに向いていません。何の対策もしないまま軟弱地盤の上に家を建ててしまうと、地盤が建物の重みで沈んだり、基礎や家の壁に亀裂が入ることがあります。地震など大きな力がかかることで基礎が壊れてしまうリスクもあります。こうしたリスクを避けるためにも、地盤の強さをしっかり確認する必要があるのです。

どうやって確認すればいい?

地盤の強さは目で見て確認することはできないので、正確なことを知るには調査を行う必要があります。しかし、調査の前にある程度目安を付ける方法があるのです。まずは古地図を確認してみましょう。図書館などで明治時代以降の地図を確認し、昔はどんな土地だったのかを確認します。以前沼や田んぼ、旧河道、埋め立て地などは注意が必要な土地です。昔の地名を確認するのも有効で、「字」や「小字」といった旧地名をチェックします。自然災害や土壌、地質に由来した名前が多く、土地の特性を知るのに役立てることができます。水や低地に関係する名前も要注意で、「沼」「窪」「沢」「田」が地名に付いてる場合、あるいは昔の地名に付いていた場合はよく確認する必要があります。

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